軟部腫瘍摘出手術顛末記

子供の時は、絵はうまかったのに、、、、無影灯のつもりです

4ヶ月ぐらい前から膝にぐりぐりが出来た。だんだん大きくなってきたので気になっていた。最近は直径4cmぐらいに成長した。
股関節の人口骨頭の定期検診に行ったときに、ついでに整形外科のドクターに診てもらった。ついでと言ってはたいへん失礼ですが、何科に行けばいいのか???でしたので。押してもあまり痛みはない。超音波で見てもらったが詳細不明で後日MRI、水がたまっているわけでもないので軟部腫瘍ということでした。沢登りで膝つくと痛いのと邪魔なので思い切って手術で取ることにした。注射器では抜けないらしい。
以前、痔の手術をしたときは、すぐ帰るつもりだったのに、まだ麻酔が効いているからだめと言われ、1時間近く寝ていたのを思い出して、今回は会社を休んで手術に挑んだ。右足なので、アクセルとブレーキが普通に踏めないといけないので、車で来てはいけないの注意も守って、電車で行った。我ながらやっとまともな人間になったと自分を褒める。
外来でスナップとマジックテープがたくさんついた分解できる手術着に着替え、外来の看護師さんと歩いて5階の手術室のフロアーに上がる。最初の部屋でスリッパを手術室用に替える。ここで外来の看護師さんと手術室の看護師さんと交代となる。次のドアの向こうは、エアシャワーの部屋、ノズルがたくさんあって強風がでる。そこを越えると2つ手術室がある。1コはすでに患者さんもいてたくさんの医師や看護師さんがいた。モニターには恐ろしげな映像が、、、、、ちょっと金鳥、いや緊張してくる。私は別室へご案内いただく。期待した失敗しない米倉涼子ではなくて、緑の手術着のいつもの大阪弁の紳士ドクターが執刀医、紺のウエアの若い看護師か、補助ドクター2名、師長さんみたいなベテラン看護師さん1名、4名ががりでオペスタート。いよいよ手術台に寝て、無影灯?手術灯を見てさらに金鳥、左右の腕を取られる。左手には血圧計、右手にはSPO2、患部は右膝なので、膝の上下各30cmぐらいイソジンみたいなものでベトベトに消毒、いよいよ麻酔である。
その時思いだした。痔の手術の時も、麻酔が非常に痛かった。肛門周りにたくさん注射打たれるのだからたまったものではない。
今回はデリケートな局部ではないので安心していたが、ちょっとチクッとしますの発生いや発声と同時に、痛い痛い痛い痛い痛い!たいそう痛いではないか?思わず声が出る。膝のあたりは肉があまりない。針が骨にあたってるのでは?と思うぐらい深く刺す。27番にするか等執刀医の先生の声が聞こえる。要するに細い針のほうが痛くないらしい。それからは最初の麻酔の効果もありあまり痛くなく麻酔終了。なんか切ってるなみたいな感触がある程度で腫瘍摘出手術はあっけなく終了。
切った腫瘍は生検へ、、、見せてもらったがタコの切り身みたいでした。
よんまるくりあ?縫い合わせる糸の太さらしい。抜糸しなくていい糸で縫ってもらい、ばっちり透明巨大傷パワーパッドを貼ってもらって30分ぐらいで無事終了、抗生物質とロキソニン・胃薬もらって終了。手術代、3万円弱お支払い。これだけたくさんの人と設備と技術を駆使してを3万は安いです。術後痛みはほぼなく快適です。あー早く風呂に浸かって入りたい。病院の皆様、コロナ過で大変な時にありがとうございした。