某大学病院白い巨塔に行ってきました。ほんとに大病院で患者さんがあふれていました。受付の方が時間になったら全員直立で大きな声でおはようございます、一斉に頭を下げて受け付けスタート!なんか普通の病院と違うなーとおそれおののきながら、脊椎外科に行く。
見るからに大学病院のドクターと言う感じの頭の切れる担当医の説明をMRIを見ながら聞く。ドクター曰く、腰椎は圧迫骨折の影響もあり年齢よりかなり状態が悪く加齢状態が進んでいる。現在の患部以外にも状態の悪くなりそうな椎間板が多いとの説明。
ショックである。で、下記の3方法を治療方法として提案いただく。
迷う58歳、どうすれば良いのでしょうか?
①ヘルニコア手術 ある種のタンパク質を椎間板に注射し、椎間板の水分を減らし体積を減らしてヘルニアの出っ張りを引っ込め神経の圧迫を軽減させる方法です。保険適応。タンパク質の注射なのでアナフィラキシー(蜂に2回目挿されたような)の可能性があり生涯1回のみの施術法です。入院の必要なしで日帰り可能。ただし今回は患部前部に骨盤があり邪魔して注射針が患部まで到達できない可能性が高い。現時点で生涯1回のチャンスを使ってしまって良いのか迷う。ただ針が到達できれば痛みがなくなる可能性は高い。
②外科的手術、内視鏡でヘルニア患部切除。レーザーも有り。ただし現在コロナ患者優先で早くても2〜3ヶ月、GWごろまで待つ事になる。通常の手術と同様、感染症のリスクはあり。
③そのまま様子を見ながら経過観察、まだ椎間板ヘルニアの容態は変化する可能性あり。痛み止めをロキソニンから神経に直接効くタリージェに変更。